昔、両さんが自分の部屋が
「虫眼鏡で熱されてるようだ・・」「サボテンも枯れてしまった・・」「ミイラになっちまうよ」
と愚痴っていて、部屋の音頭が40度を記録して自然発火したりしてましたが、もうそんな漫画の世界がほとんど現実のものとなりつつある今日、皆様いかがお過ごしでしょうか。
俺はもう毎日「み、水・・」と某伝承者のようにふらついています。
そんな中、無印を見なおしてて今まで気づかなかった小ネタがありました。
第22回天下一武道会で天津飯がジャッキー・チュンの実力を図るため餃子を使ってイタズラをしようとする場面です。
占いの館の旗に「ピッコロジャー」。
画面では見きれてますが「界転生」と記載されてました。おそらく魔界転生とあったと推測されます。
天津飯の後ろに鶴仙人もついてきてたんですが、振り返って見てたら「ギャー!」となったかも。
ヘタしたら占い屋の店主殺されてたかもしれませんね。クリリンが殺されたとき、
天「し、知らなかった・・鶴仙人様はそこまで話してはくださらなかった・・」
亀「思い出したくなかったんじゃよ・・あの頃のことはな・・」
というアニオリの台詞があり、あの鶴仙人の中でもピッコロ大魔王は相当のトラウマなようなので・・
おそらくこの時点で原作はピッコロ大魔王編になっていたので、作画美術スタッフが入れた小ネタだと思います。ちなみに作画監督は内(ry)
まあ無印では前田実御大が凄まじく上手く、あとはだいたい作画は同レベルなんで目立たないんですけどね。
それにしても無印の出来は本当に良い。特にアニオリの部分が原作の補完を上手い具合に演出できていて本当に良い。これはZより上と思う。例えば悟空と天津飯の試合が終わった直後、
初めて観客から拍手と喝采が送られ呆然とする天津飯と、それにうなずく亀仙人。
亀「そうじゃ、その拍手は、その祝福は天津飯、お前に送られているのじゃよ。お前は人々を心から感動させたのじゃ。憎しみと敵意のみがお前に向けられていた暗黒の日々は終わった。お前は今ここで踏み出したのじゃよ、陽の光に満ちた世界への第一歩をな!」
天「老師様・・」
脚本と演出が良ければ、作画とか気にならないというのがよくわかりました。まさかええトシして無印で涙するとは思わなんだ。そういえば改で一番感動したお気に入りの回は、ピッコロ対17号だったなあ・・あれなんかZで知ってるのにBGMと編集効果で無茶苦茶感動したし。あれも作画度外視できたもんなあ。
無印は、この後ピッコロ大魔王編になるわけですが、原作では描かれなかったタンバリンの武道家殺害の流れ(チャパ王、パンプット、バクテリアン、男狼の死)が描かれることや、原作では幻となったタンバリン対ヤムチャもあって、何回でも視れるアニオリが続きます。
超神水の試練とかも今一度観てみるかな・・