その3は北斗の拳2で主に使用されたBGMを整理してみます。
タイトルのとおりジャコウのテーマとして使用された。「暗い・・暗い~!」という千葉御大の叫びが浮かぶ。
修羅の国でも悪役側のテーマとして使用されている。
これもジャコウ等帝都軍のテーマとして、あるいは修羅の国でも悪役側のテーマとして多用された。
タイトルはとても重要なBGMそうなのだが、どこで使用されたのか全く記憶にない。
パッと聞いた限りでは「きっとリンやバットと再会したシーンで使用されたんだろうな」と思う人もいるかもしれないが、全く使われていない謎のBGM。
これも敵側のBGMで非常に多用された。特に修羅の国編ではカイオウの登場シーンでよく使用されていた。またこれが流れたらその回が終わるということもよくあった。
これもどこで使用されたのか記憶にない。相当使用頻度は低いと思う。
リンのテーマは「LOVE SONG」の印象がほうが強い。
ファルコが赤子のリンを殺そうとするも、その笑顔に思いとどまる回想シーンで使用された。
使用頻度は高くないが、印象深いBGMの一つ。赤鯱の死亡シーンに使われたのもあるが、何より
北斗の拳2最終回で使用された最後のBGMだからだ。
つまりアニメ北斗の拳正真正銘最後の使用BGMなのである。
「さらばケンシロウ さらば北斗神拳」 のあのインパクトは子ども心に相当焼き付いた。
北斗2のBGMの代表曲の一つ。
特に帝都編ではかなり多用されたので印象深い人も多いと思う。
修羅の国では使用頻度がガクっと減ったがバット自体が不在だったので当然ともいえる。
その分、この曲とともに北斗の軍がヒョウ救出に参戦したのは印象に残った。
余談だが、当時発売された北斗2のサントラに「バッドの怒り」と誤植されていたのは今でも語りぐさになっている。
その名のとおりファルコ登場シーンで使用された。「天帝はお怒りだ・・」という田中秀幸氏の御声が脳裏によぎる。
ただファルコ死亡後も、疑惑や不安をあおるBGMとして多用された。
リンのテーマと言い切っていいと思う名曲。
リンとルイ姉妹の涙の再会を最大級に演出した。
サヤカ登場時にも使用されていた。
前半と中盤以降で雰囲気が変わるのが特徴的なBGM。
今までの北斗BGMにない雰囲気であり、特に前半の入りはソリアの元斗流輪光斬が炸裂するシーンで使用され、元斗皇拳の神秘性を印象づけていた。
また、ケンシロウが泰聖殿で封印を解く際にも使用された。
聞くだけで泣かせにきてるBGM。
事切れる寸前のヒョウとカイオウが和解する感動のシーンはこのBGMから始まる。
聞いての通り主題歌のBGM版。
当然ケンさんが優勢の際に使用されており、ソリア や郡将ケイン戦 、ショウキの村で野盗を倒す際などに使用された。
北斗の拳史上最高の挿入歌。
もはや少年アニメ史に永遠に残すべき金字塔。
俺の中で子門真人氏といえば、たいやきくんやホネホネロックよりもこの挿入歌だ。
闘いのシーンでもキャラ死亡シーンでも使用できる万能曲。また使用シーンがどれもこれも素晴らしい。
アインのてぶくろを装着し修羅の国へ渡るケン
ヒョウが実の兄と知るも「例え兄でも倒す! 」と宣言するケン
と全て神がかっている。修羅の国へ渡る時など、作画は須田正己作監、それに千葉御大のナレーションとこれ以上ない出来だ。
ハン戦の天将奔烈までのくだりはもう伝説のバトルと言ってもいいだろう。
ヒョウの件は原作では割りとあっさり目だった「例え兄でも!」の哀しみを最大限に演出している。特にアニメではナガトとケンシロウの接触があっただけに際立っている。
ファルコについてはもはや言葉はいるまい。何度でも観て、そして泣いてほしい。
子門真人氏の北斗挿入歌の2つ目。
アイン死亡時とケンシロウとヒョウの兄弟再会時に使用された。
しかしやはり飛行船に乗っているアインとアスカのイメージが強い。
伝説の旧劇場版挿入歌。
子どもの頃一番好きな挿入歌がこれだった。
もうとにかくレイの断己相殺拳がカッコ良すぎる。
リメイク版 も好きだがアニメ関係で使用されていないのが惜しい。真シリーズで使用してほしかった。
旧劇場版のED曲。
砂漠を歩くケンさんの前に突如現れたオアシス、そしてユリアの姿。歩み寄るケンシロウ。
しかしそのユリアは・・
という哀しみを背負ったEDに流された名曲。この時のケンさんの表情は他ではみれないほど切ない。
DVD化されて初めて観た時は本当に感動した。これはぜひともレンタルなり買うなりして自身の目で確かめてほしい。
ふー・・これで製品化されているBGMはほぼ紹介できたかな。
後は未収録BGMをできるかぎり調べていきたい。