とうとうこの時がきてしまった・・・本日発売のグランドジャンプに掲載されました。題して、
~土俵の英雄 リキオ外伝~
嘘です、正確には「キン肉マン超人列伝 ウルフマンの巻 土俵上の士」です。
あ、アニメ派の俺の中では、土俵の英雄の名は「通称:リキシマン、別名:ウルフマン、本名:リキオ」となっていますので、当ブログでも一環してリキシマン、またはリキオと記載していきます。
思いっきりネタバレいきますね。
しかし驚きましたね、今まで毎週の感想でやれ「どこで何してるんだ」だの「また巡業か」だの「まだメディカルサスペンションにでも入ってるのか」だの「宇宙巡業にでも行ったのか」だの散々好き勝手書いてきましたが、
まさか、まさかもうすでに引退しておられたとは思いもよりませんでした。
申し訳ございませんでした。そんな事情があったとは俺は知る由もなく・・(高嶋政伸風に)
これは上手い、本当に。内容も素晴らしいですが、今回の件で新シリーズに何故全く登場してなかったかが完全に説明つきますもんね。
「何してるんだ」「なぜ出ないんだ」という疑問が一気に解決しましたよ。
「引退」それはもうしゃーない。これはもう納得せざるを得ない。
あの41巻でロビン、ウォーズマン、ブロッケン、ラーメンマンの4人が参戦したあのとき。
このページを初めて見たときは「リ、リキオ・・」と半笑いになったものですが、こうして事情を知った今となってはなにか感慨深いというか、不思議な感動というか、哀愁すら覚えてしまう。
さて広瀬正志氏の声を脳内再生しながら振り返っていきましょうか。
○リキシマンの服の「V」マーク
この「V」マークはキン肉マン戦の際に着用した化粧マワシにあるマークですね。
最初ドクターと話してる時派手やなーと思ったけど、実に芸が細かい。
○引退式参加のアイドル超人がジェロニモだけ
いや冗談抜きで寂しすぎるわ。
いつぞやも言ったけど、なんで一気に全員メディカルサスペンションに入れてしまうのか。
不測の事態が起こったらどないする気やねんと。
なんで3、4人ずつで、とかにせんかね。
ていうかまあ実際今、まさに完璧超人が攻めてきて不測の事態起こりまくってるんですけどね。
○リキシマン、左足の靭帯とアキレス腱断裂で再起不能に
メディカルサスペンションすら効果なしという医者の言葉に俺、衝撃。
まだあの中にいるんじゃね?なんて思ってた自分を恥じます。
○親方に連れられて青森駅の夜行列車で旅たつ若き日のリキシマン
100%アニメのシーンだこれ。
「ああ、思い出すなあ・・吹雪の夜。俺は親方に連れられて青森駅から夜行列車に乗ったっけ。勿論相撲取りになるためさ!その時俺は誓ったんだ。どんな苦しみにも耐えて必ず横綱になってみせるって!」
ちゃんと吹雪いてるし、青森駅だし、家族見送ってるし、ほとんど完璧じゃないか。
ロビンのラグビーの件といい、ゆで御大はこうしてアニメ要素を尊重してくれるのが好き。
○ミートとジェロニモの言葉に感動
「王子がいなくなって、今度はリキシマンさんがいなくなってしまうなんて寂しすぎるじゃないですか!日本の超人はどうするんですか~!?」
(若干編集してます。松島みのり氏の声で脳内再生してください)
「いの一番に先陣を切って向かっていく姿・・オラはいつも頼もしくカッコよく見てたもんだ」
そう、ジェロニモいいこと言ったね!リキシマンは切り込み隊長的なところがあるんですよ。劇場版第一作でも「ここはこのリキシマンに任せてもらおう!」とハリゴラスの挑戦を受けたし。そしてなんといっても「かくれ超人」との闘いのこれですね。
大砲の連発でなぶり殺し寸前だった正義超人全員を救ったこの活躍!
怪力無双!
彼が大砲を破壊していなければ7つの関門にたどり着くことすらできなかったろう。まさしくこの闘いのMVPであった。
そしてキン肉マンの命を救ったという偉大すぎる功績を忘れてはならない。
悪魔将軍戦でも魂がキン肉マンを救い起こしたことも決して忘れてはならない。
王位編でネプチューン・メッセージを聞いて駆けつけたことも忘れてはならない。
○カニベースがまゆを全部切断
何をしとんねんお前は。
○リキシマン、「永世超人相撲横綱」を授与
つまり「あなたは永遠に横綱です」という賞ですよね、これは最高の賞やな。
○アメリカの相撲超人ブラック・シップ登場
ま、まさかこいつ、あのブラックエンペラーの配下、ブラックズモウ軍団の生き残りでは・・
んなこたーない。
○ジェロニモの投げたマゲを再び装着するリキシマン
マジかっこいいな。これほんま肉読者は今のうちに買っておいたほうがいいですよ。永久保存版ですよ。
○リキシマンの痛めた足を狙うブラックシップ
「リキシマン、自分の倍以上あるブラックシップにやはり苦戦です!!」と戸谷アナの実況が脳内再生されるぜ。
○リキシマン版火事場のクソ力の合掌ひねりで勝利
もう言葉はいらない、感動した!
いやーえがったえがった。
まだ2015年が始まって7日ですけど、もう俺の中での10大ニュースの一つになりました。
ていうかもうこれが1位で決定かもしれん。それぐらい良い内容でした。